バブーシュのつま先について

日本で良く見かけるバブーシュの先は丸いタイプのものがほとんどです。
一般的なルームシューズタイプに近いデザインですね。

まるいフォルムは日本人の好みに合いやすくインテリアなどにも馴染みやすいので、日本ではつま先の丸いタイプが人気です。
しかしヨーロッパやモロッコでは先が尖ったタイプのものが一般的です。


伝統的なバブーシュはつま先が先細になっているもの。主に男性が履いています。民族衣装などで正装する際にも、つま先の尖ったバブーシュを履きます。儀式や祭典でも使われる伝統的な由緒正しいスタイル。

つま先の丸いもの、尖ったもの、どちらが履きやすいのかについては、あまり大差は無いように思います。ただ、現地モロッコでは正装にも使われるほどですので、基本的に作りがしっかりしている物が多く厚底になっていたりします。使用される革にも上質なものが多いです。

日本では男性もつま先の丸いシンプル無地が人気ですが、先細のすっきりとしたクールな印象のデザインも徐々に人気が出ています。オフィスやショールーム、店舗などの場でもカジュアルになりすぎない部屋履きとしてもとてもいいですね。




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